かずねっと

京都に移住した元引きこもりが自分の殻を破って人生楽しく生きるブログ!

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【マイ・ルーム】愛すること、家族愛を教えてくれる名作【映画レビュー】

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介護、白血病、疎遠だった姉妹、グレた息子。

様々な問題を抱えた家族が、絆を取り戻していくお話。

涙がこぼれました。

 

以下ネタバレありです。

マイ・ルームとは

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'96年公開のアメリカ映画。戯曲「マーヴィンの部屋」が原作。

寝たきりで介護が必要な父マーヴィン。そんな父と、叔母ルースの面倒まで見ている白血病のベッシー。

妹のリーは家を出て、女手ひとつで2人の息子を育てている。

2人の息子のうち、長男のハンクは反抗期でグレていて、家に放火する。

そんな分裂した家族、歪な関係の母子が絆を取り戻していくという話です。

分裂っぷりがすごい

リーは父マーヴィンの介護はしたくないと思ってる。さらに息子ハンクに対する言動は、「こりゃグレるわ…」となるようなものばかり。

ベッシーとリーは姉妹だけれど、約20年連絡を取っていなかったので、やはり距離感がある。

「人間関係破綻してるだろ…」としか言えない内容。ちょっと重いです。

 

でもベッシーの持ち前の優しさで、壊れていた人間関係が修復されていきます。

見返りを求めない「愛」

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ハンクのベッシーに対する言動も、初めはかなりキツイ。

それでもベッシーは、「甥だから。愛してるわ」と言って優しく接する。

そんなベッシーにハンクは心を開いていきます。

 

ベッシーとリーも言い争いをするけど、次第に絆を取り戻します。

リーも何だかんだ言って、心の底では姉のことを心配してました。

 

リーとハンクはと言うと、離婚した原因が父親のハンクに対する虐待だったことを明かします。

そして息子を大切にしているという想いが伝わって、母子の絆も取り戻します。

 

分裂していた家族が、すれ違い、時にぶつかり合いながら絆を取り戻していく姿に涙が出ます。

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そして終盤のベッシーの言葉は心に響きます。

愛のある人生だった

愛されてたからじゃない

私が愛していたから

愛を注げる人がいたなんて本当に幸せ

結婚もせずに長年介護を続けて、白血病にまでなってしまったけれど、父と叔母を愛していたから幸せだ、って。

何か見返りを求めるんじゃなくて、ただ愛を注げる人がいた、それで幸せだったって。

おわりに

自分自身、健全とは言えない家庭環境で育ったので、余計に心に刺さる作品でした。

家族愛」について教えてくれるこの作品。

まだ観たことない方はぜひ。