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京都に移住した元引きこもりが自分の殻を破って人生楽しく生きるブログ!

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【レボリューショナリー・ロード】他人の価値観の中で生きるのか?【映画レビュー】

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周りと同じように、流れるままに生きるのか。

そこから飛び出して違う道を歩くのか。

そんな、「生き方」について考えさせられる作品。

 

以下ネタバレあり。

 レボリューショナリー・ロードとは

郊外の「レボリューショナリー・ロード」と呼ばれる通りにある一軒家に引っ越してきた夫婦。子供も2人いて、傍から見たら「幸せな家庭」。

だけど生き甲斐を見出せなくて、パリに引っ越そうと決意。

しかし直後にフランクの昇進、エイプリルの妊娠が重なってパリ行きは取りやめになり、夫婦の関係が壊れていって…

という話。

久々にバッドエンドの作品を観た気がします(笑)

 

周りの人たちと同じように、周りの価値観に合わせて生きるのか。それとも自分のやりたいこと、やってみたいことを軸に生きるのか

そういったことがこの作品のテーマになっています。

セリフが心に突き刺さる

パリに行こうと決めたのはエイプリル。

私が働くからあなたは自由にしていて、と言います。

時間ができて、

生まれてはじめて自分のしたいことを見出せる

それが見つかったら、時間と自由をそれに注ぐの

毎日仕事に追われていたら、「したいこと」を見つけるのも難しい。

フランクも、毎日面白くもない仕事をやることに虚しさを覚えていたので、この言葉を聞いてパリに行こうと決心します。

楽しくない仕事を続けるより、何か心躍るようなことをやりたいっていう気持ちがあったんでしょうね。

 

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エイプリルはこうも言っています。 

人生をダラダラ過ごすなんて

 毎日楽しくないことをして過ごしていることを「ダラダラした人生」と言っているんですよね。

私もエイプリルと同じ考えです。

面白くもないことを毎日毎日朝から晩まで、それを何十年もやり続けるなんて、無駄な時間としか思えません。

社会に鋭く切り込む

物語の中で、精神病院に通う男「ジョン」が2度登場します。

この男、世の中に対してかなり鋭い視点からモノを言うんですよね。

なぜ勤めてる?

答えは分かってる、おままごとのためだ

おままごとを楽しむために我慢する

イヤな仕事をね

世間の目で見て「幸せな家庭」とされることを「おままごと」と言っています。世間体を気にしているから「おままごと」をやっているんだと。

鋭い切り口。

ジョンとの会話の中でフランクは

ここの暮らしの絶望的な虚しさから逃げる

と言います。

フランクが今の生き方に虚しさを感じていることがはっきり分かります。

絶望を感じるには勇気が要る

その後のジョンの返しがまたすごい。

虚しさは誰もが感じるが、絶望を感じるには勇気が要る

なんて深い言葉なんだ…

 

なんとなく「虚しいな」と思っていたことが、絶望だと認識する。絶望を感じたらもう、これまでと同じではいられないですよね。つまり絶望から抜け出すことを望む。

「今の状態」から抜け出すのって、勇気が要ることです。

だから、「絶望を感じるには勇気が要る」。私はこう解釈しました。

皆さんはどうですか?(笑)

出世と妊娠、そして…

フランクは出世の話が出て説得され、結局会社に残ることを選びます。エイプリルも妊娠が発覚し、夫婦喧嘩の末、パリ行きは無かったことになりました。

エイプリルは納得がいっていませんが。

 

そして登場するジョン。またまた鋭く、パリ行きを辞めた理由を問い詰めます。

パリだって女は妊娠するだろ?

ここに居る方が居心地がいい?

絶望的な虚しさの中にどっぷり浸かって?

周りの価値観に合わせて生きる方が楽なんだろ、と突っ込みます。

その言葉にカチンとくるフランク。図星です(笑)

フランクもやっぱり、心の奥ではこの生活が虚しいものだってわかってるんですよ。

 

その後盛大に夫婦喧嘩をして、翌朝。

エイプリルが朝食の準備をしてくれていました。でもどこかおかしな雰囲気。

「今日は大切なミーティングの日ですもの」

「そう、重要な日だ」

「そう、重要よ。相手にね

相手にねって…。

そしてエイプリルはフランクに仕事内容を尋ねます。楽しくなさそうに説明するフランク。

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「興味深いわ」

「どうかな…。そう、ある意味興味深い」

 どうかなって、やっぱり仕事面白くないんじゃん!!

一生懸命頑張ってね、認められたのだから

この場面でエイプリルは、「相手にね」「認められたのだから」と言うことで「他人の価値観の中で生きている」ということを暗に伝えます。

また仕事の説明をさせることで、フランク自身も仕事を面白く思ってない、ということを分からせてくれます。

 

でも結局、フランクに思いが届くことはなく、物語は悲しい結末で幕を閉じます。

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おわりに

エイプリルは自分の価値観について

人生を真剣に生きている

と言います。

自分の人生だから、他人に左右されずに、自分の価値観を大事にして生きていると。

周りに流されるのではなく、真剣に。

 

あなたは、どういう生き方をしますか?